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　競輪などのインターネット投票サービス「TIPSTAR」のイベント「TIPSTAR　打ち上げ2024 in静岡」が昨年12月30日、静岡市内で開催され、ゲストとしてお笑いトリオ・鬼ヶ島、元競輪選手で解説者の林雄一氏、競輪予想屋の木村安記氏が登場した。

　イベントはKEIRINグランプリ2024の終了後に実施。安森あや那、近森カナがMCを務め、林氏の「TIPSTAR最高！」の乾杯コールで幕開け。日本中のユーザーに向けてもYouTubeとXでのライブ配信が行われ、会場と配信、双方で盛り上がりをみせた。

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　イベント前半「KEIRINグランプリ2024反省会」には、スペシャルゲスト競輪予想漫談家・競輪店長も登場した。レースは脇本雄太（福井）の逃げに乗った古性優作（大阪）がゴール前で追い込んで優勝。ゲスト、MCの中で古性を注目選手に挙げていたのは、鬼ヶ島おおかわらのみ。「完全復調の脇本選手の番手のため」という予想通りの展開となり「いい思いをさせてもらった」とうなずいた。24年最後の大一番は悲喜こもごも。安森は「この反省を元に、25年の競輪も楽しんでいきましょうね！」と呼び掛けた。

　続いて行われたのが「個人的競輪ニュース2024」。木村氏は3月7日の松山記念初日特選を挙げた。このレースで、先行した北井佑季（神奈川）は嘉永泰斗（熊本）、新山響平（青森）、古性と次々に仕掛けてくるラインをことごとく封じ、最後は強じんな粘りで2着となり、深谷知広（静岡）が1着。木村氏は「競輪力学で証明できないようなミラクル的だった」と北井を称賛した。

　松阪競輪のナイター予想会も行われ、ユーザーは出演者とともに3連単を予想した。11Rでは鬼ヶ島野田勉が1―5＝3の2点予想で「これで当たらなかったら芸人やめます」と宣言。ところが結果は4―1―3。野田は「さよならー！」と退場、参加者から拍手で見送られるなどアドリブで盛り上げた。予想中はXのLIVEも1000人を超え、オンラインでの参加者から「コメント読んで！」と前のめりなメッセージもあり、会場は熱気で包まれた。

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　12RのS級決勝は、嘉永がまくって3連単1万4930円の万車券。安森はこのレースを含め、10Rから3連続的中し、会場からは大きな拍手が起こった。

　イベントは静岡の人をはじめ、全国各地からユーザーが集まり、グランプリの車券で渡航費がトントンになった強者も。

　また配信中には最大1万円分のTIPマネーがゲットできる「TIPSTARチャンス」も実施された。イベントは盛況に終わり、林氏は「楽しかった。TIPSTARさんでもっとお客さんと触れ合えるイベント、ぜひ企画してほしい」と熱望。近森は「TIPSTARとともに来年（25年）も明るく楽しんでいきましょう」と締めた。

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